抗がん剤副作用、治療中と今の状況
乳がんサバイバー てんとう虫です。
ご訪問ありがとうございます。
これから治療開始の方&今真っ最中の方に向け、抗がん剤の副作用の出方と今の状況(私の場合)をシェアします。少しでもお役に立てれば嬉しいです。
※2019/11/13 23:31 追記
味覚障害と吐気については、後日別途お伝え予定です。
■■■ 目 次 ■■■
受けた化学療法(抗がん剤)について
まず第一に、私はトリプルネガティブⅡa期、術前化学療法(抗がん剤と同時に治験)→温存術→放射線治療(総線量50グレイ 25回に分けて)→術後補助療法(治験)です。今回は抗がん剤に絞ってお伝えします。
〈術前化学療法〉
●パクリタキセル+カルボプラチンを1週間ごと(分量は3週間毎クールの1/3)12回
※カルボプラチンは乳がん標準治療では適用外ですが、治験の関係で追加されています。
●ドキソルビシン+シクロホスファミド(いわゆるAC療法)を3週間毎 4回
治療中の副作用
脱毛
頭部はうっすら残り、眉は半分、まつげとその他体毛全部脱毛。
肌
主に顔が少し黒く、はりがなくなる。
顔はむくみが出る。顔以外は特になし。(日焼け対策で日傘と日焼け止め。)
爪
投与中フローズングローブを、リコールになる2018年3月頃まで(たしか) やったおかげか、少し黒ずんだもののあまり分からない程度の変化。足の方が少し黒く、筋が数本出るなどなった。剥がれたり、割れたり、二重爪になったりは一切せず。
だるさ
投与日の夜~数日、投与回数が増えるにつれ戻る基準値低。
トイレに行くのがやっと→起きてソファに座るか横に→友達とランチや家事が出来るまでに復活した頃再投与日に。
便秘
マグミットなど処方薬は、お通じが数日なかったらすぐ服用。数回飲んだ程度。
アズノールで朝昼晩うがいしていたので、一度も出来ず。
手足のしびれ
抗がん剤開始後1ヶ月ほどで出始めるものの、注意すれば日常生活は可能。
怪我などもせず。
骨髄抑制
術後治験が終わるまで続く。治験薬の影響かとのこと。
規定値に届かず翌週に延期、ジーラスタを注射したことも。
生理
投与後すぐから止まる。
抗がん剤終了~最終投与後1年超・現在の状況
脱毛
抗がん剤最終投与後1ヶ月程度で産毛が生え始め。
最終投与後約9か月で脱ウィッグ。
肌
むくみやくすみ、どす黒い感じは放射線治療終了するころまで。
爪
手は1ヶ月ほどで元のピンク色に。足は3ヶ月ほどで元に。
だるさ
今はほとんどなし。疲れやすさが少し残る(年のせいも?)
便秘
なし。快調!
ずっとなかったが、先月ストレスのせいか?2個出来る。
手足のしびれ
ブログを始めた9月頃は寝起きの足のしびれがあったが、最近はほとんど気にならない程度に。
生理
まだ戻らず。軽い更年期障害の症状が出ている(多汗、イライラ)。
閉経したのかどうかはしばらくしてみないと分からないとのこと。
おわりに
抗がん剤の副作用は、最終投与が終われば1ヶ月~1年弱で元にもどるもの、残るものがあります。抗がん剤最終投与後1年以上たった今を少しでもイメージしてもらえれば、治療を乗り越えるパワーになるのではと思います。
始まれば、かならず終わりが来るのが初発の治療。
この記事があなたのお役に立てることを祈っています。
※あくまで私の経験談ですので、主治医に相談、『2018年版乳癌診療ガイドライン』などをご覧になってください。
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