乳がんがくれた新しい道

トリプルネガティブ 乳がんステージⅡa→pCR(完全奏功)元気ながんサバイバーここにあり。

抗がん剤副作用、味覚障害と吐き気

 


乳がんサバイバー てんとう虫です。

下記の記事で、肝心の味覚障害と吐気について記載が漏れましたので、記事にしますね。

www.tentoumushiblog.com

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画像は食品 たこ焼き - Pixabayの無料写真からお借りしています。

■■■ 目 次 ■■■

受けた抗がん剤について

〈術前化学療法〉
●パクリタキセル+カルボプラチンを1週間ごと(分量は3週間毎クールの1/3)12回
※カルボプラチンは乳がん標準治療では適用外ですが、治験の関係で追加されています。
●ドキソルビシン+シクロホスファミド(いわゆるAC療法)を3週間毎 4回

味覚障害

抗がん剤投与全期間、波のようにだんだん強くなり、次の投与予定日に向け徐々に弱まり、投与予定日数日前には回復するというのを繰り返しました。

ピーク時は鉄の味(金属味)で水も美味しく飲めない状況。和風のだしも嫌で、ソース系の味ならピーク時にも大丈夫でした。たこやきやお好み焼きをよく食べました。

吐き気

投与中より、投与後にムカムカと少し気持ち悪い感じになりましたが、制吐剤を服用したので抗がん剤治療前期間中吐いたのは1回だけです。

使った制吐剤は、投与中に点滴でアロキシ、投与日から4日イメンド(服用)。

匂いは人工香料はダメでしたが、食べ物にはあまり反応せず、調理など問題ありませんでした(だるくで出来ないことはあった)。

医療は進歩している

ドラマやTVの印象では「がん=吐く、毛が抜ける」というイメージが強かった私ですが、実際は1回しか吐きませんでした。

知人で約20年前にがん治療をした方は当時吐気も大変だったとのこと。抗がん剤の種類や量などの違いももちろんあるでしょうが、治験コーディネーターさんも「今は制吐剤があるから吐く人は減っている」とのことで、医療の進歩を強く感じます。

おわりに

私は3人妊娠・出産していますが、つわりの時の方が匂いや吐気がつらかったです。(もちろん個人差がありますし、他の副作用があるので抗がん剤の方がトータル大変でした)

吐気というのは時と場所を選べず、胃や食道も荒れダメージが強いので、吐かずに済むことはがん患者が治療を乗り切るうえで本当に助けになっているのではと思います。

「美味しく食べられる」ことは有難く、幸せなことですね。

 

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