子供に遺せるもの
トリプルネガティブ乳がんサバイバー
てんとう虫です。
書きたい事が
一日のふとした瞬間にほわッと浮かぶので
下書き記事にキーワードだけ入力して保存。
あとで書こうと思っても
まとまらなかったり
指が止まってしまうことも。
まだ昇華しきれていないのか
文才が書きたいことに追いついてないのか。
*****
乳がんということが分かって、もうすぐ2年。
万一のことを考えると
・家族が困らないように(プラスマイナスゼロ)
・子供の人生に活かせる何かを遺したい(プラス)
総合的に
私の人生「プラス」で終わらせたい!
そう思っているのに
治療中しんどい身体に心も重くなり
ちょっとしたことでキツイ言い方をしてしまったり。
治療後の今でも
相変わらずイライラして接してしまうことがまだあります。
なかなか実際はうまくいかないものですね。
「万一のことを考えて」としましたが
大前提として
私は寿命全うするまでサバイブするつもりです。
子供たちに病気のことを伝えた時
「治る」前提で
・治療を頑張るね
・生活が大きく変わることはないから安心してね
と伝えたせいか
子供たちは良くも悪くも
変わらない生活を送っていました。
朝ごはん含め自分で準備して、時間に出かける。
これは、治療開始前から
共働きの我が家では日常でした。
でも、これが私に焦燥感を与えたんです。
なぜなら
朝ごはんで使ったお皿
箸
ご飯の残った炊飯器
いつも通り、そのまんまだね。
朝も起きてこられない母が
あとで洗えると思って放置していくのか。
それすらも考え及ばないのか。
重い身体を引きずって
キッチンにいくと最初に目に入る
後片付けされていないモノたちに
「ウチの子たちは
状況を把握して自分で考えて
やるべきことを出来る子に育っていない。」
「ママはしんどいんだから、皿洗ってしまっとけよ」
って声掛けできない夫にも失望。
そして
しんどくても、汚れたキッチンをそのままでは
安らかに休めない自分に
具体的に「○○やって」と
伝える気力が出ない自分にも腹が立ってました。
「出来ない」って言いたくない気持ちとか
「言わずとも気付いてほしい」とか
モヤモヤといろんな気持ちに侵されていました。
今振り返ると
・具体的に(いつ、なにを、どうして欲しい)言わないと、人はわからない
ってことですね。
状況を見て、動くことができること。
モノの考え方、伝え方。
モノの選び方、手放し方。
遺したいことは、
イザとなってからこちらが押し付けてもダメ。
日々の刷り込みが大事なのかも。
こういう本を読むのはまだ苦しくなるけど、
ところどころ、流し読みでもいいかと
ちょっとずつ読んでいます。
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自分だけじゃないって、思えます。
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