乳がんがくれた新しい道

トリプルネガティブ 乳がんステージⅡa→pCR(完全奏功)元気ながんサバイバーここにあり。

最高4回刺しなおし!私の採血(泣)

乳がんサバイバー てんとう虫です。

ご訪問ありがとうございます!

台風、皆さま大丈夫でしょうか。

長女の大学も長男の塾も休校になり、久しぶりに家族全員家で過ごしました。

全員家にいると、うるさいにぎやかです。

 

スマホの写真整理をしていたら、こんな写真が出てきました。

f:id:tentoumushi0920:20191012214710j:image

採血のたびに青あざが出来るので、主治医に大丈夫か聞こうと思って撮ったもの。(結局聞き忘れましたが)

今日は私の、採血苦労話をしてみたいと思います。

■■■ 目 次 ■■■

もともと採りにくい方だった

昔から、血管を探されたり、腕を変えられたり、叩かれたり(叩くと血管が浮き出るから)される方でした。血管が出にくく、細いらしいです。ですが1回でだいたいとれていましたが、抗がん剤治療の回数が増えていくにつれ、刺し直しが増えていきました。

絶対に担当チェンジになる

採血担当がどの人になるか分からないシステム。腕をちょっとみて、2回試してやっぱりだめだ~と担当チェンジになることが増えました(泣)こうなると、担当チェンジ後1回で済んでも、採血でトータル3回、その後抗がん剤投与時にもルート確保で刺されるので、つらいのです。

指名制に、カルテにメモも

担当チェンジ後ばちッと1回で決めてくれる神に出会って、最初からこの人にお願いしたい!!担当チェンジは勘弁!!と、お名前とシフトに入る曜日と時間を聞き、予約はその人のシフト優先で決めるように。

カルテにも、私が採血にいったらその担当の人のブースに呼ばれるよう、メモを入れてもらえるようになりました。

冬の採血対策

気温が下がると血流も少なくなり採血しにくくなるそうで、お願いすればお湯で事前に温めたり、カイロを貸してくれます。私は家を出たからカイロで手をとにかく温めて採血してもらうようにしました。

神の定年退職(悲報)

神でもやっぱり痛い採血。その方が飼っている猫ちゃんの話をしたりして癒しの時間でしたが、残念なことに定年退職。2番の神に引継され退職されていきました。

通院治療センターと病室ナースは神と会えず

こちらでは2、3回刺し直しは当たり前になっていきました。採血の神が1回で決めてくれても、こちらで2、3回。トータル4回ブスブスされるわけです。

chemo-support.jp

抗がん剤投与のときは、採血時の針とは別に、末梢静脈留置針(↑の記事)を入れるので、余計に難しいのかもしれませんが、どんどんとりやすい手先に場所が移っていきました。末端のほうが痛みを感じやすいそうです。

抗がん剤が血管から漏れたら大変! 

ganjoho.jp

 抗がん剤の種類によっては、血管の外側に漏れてしまうと皮膚に障害をきたす可能性がありますので、針が入っている部分を安静に保つよう心掛けてください。

以下のような症状があるときには、針が抜けていたり、点滴が漏れていたりする可能性がありますので、すくに看護師を呼んでください。

点滴の針が入っているところに痛みがあるとき
点滴の針が入っているところが赤くなっているとき
点滴の針が入っているところの周りが腫れているとき
抗がん剤が皮下組織に漏れてしまった場合、抗がん剤の種類によっては処置を行う必要があります。

ポートという手段もある

ポートといってカテーテルごと皮下に埋め込んでしまう方法があります。ポートは、一度埋め込むと半永久的に使うことができますので、長期間点滴を行う場合や、腕からの血管が確保しにくい場合などに便利です。

胸のあたりに埋め込んでいるひとを見ましたが、腕からとれる間はなんど刺し直しになっても腕からがんばりたいなと思っていました。提案されることもありませんでした。

内出血防止:針を抜いた後はしっかり押さえる

点滴の針を抜いた後は決してもまないで、しっかりと押さえてください。押さえ方が不十分なときには、内出血を起こすことがあります。針を抜いた後、5分間を目安に、指で押さえて止血を行うようにしてください。

化学療法全般について:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

採血時も抗がん剤投与時も、バンドを巻いてくれましたが、内出血して青あざになってしまうことが最後の方は多かったです。特に抗がん剤投与後はだるく、自分の力でしっかり押さえることが出来ませんでした。

おわりに

先月の久しぶりの採血では、青あざになりませんでした。抗がん剤最終投与から時間も経ち、血管も復活しているようです。他の副作用に比べたら青あざくらいは別にいいのですが、やっぱり刺し直しはつらかったです。ただ、さすががん専門病院「痛いよね、ごめんなさいね」と看護師さんの対応は素晴らしかった!そう言ってもらえるだけで、痛みも少し和らぐ気がしました。

採血に泣いている方、神に会えますように。

 

 

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