乳がんグッズ「買わなかったモノ・7選」
乳がんサバイバー てんとう虫です。
2002年より、ワーキングマザー歴17年。
77㎡に5人で暮らし。2足のわらじ(契約社員と個人事業主)を履き続けていくには、暮らしを整えて家族の自立を助けるシステムと実践が必要です。
●家族全員がモノの取捨選択をする
●自分のことは自分でする
●家族の一員として年齢や状況に合った家事の役割を担う
2年前の出産と乳がん治療において、このシステムが私と私の家族を助けてくれたと思っています。
不安だと、人ってモノをため込みたくなるもの。
これも、あれも、あった方がいいと思いがち。
(初産の時の私がそうでした。ムダなものばっか買った~)
初発の治療が終わった今、乳がんグッズで私が「買わなかったモノ」に焦点を当てたいと思います。
■■■ 目 次 ■■■
※画像はPixabayの無料写真よりお借りしています。
複数のウィッグ
・仕事を続けている(個人事業主のみ)
・子どもの行事が盛りだくさん
・治療は主に電車を利用
・治療終了後すぐ仕事復帰(契約社員)する予定
これらの理由により、「ちょっと不自然だな」と出来る限り思われない可能な限り最高なモノにしようと決めた。
私が購入したのは、ラフィアアイフィットプラス。
※ネット販売はしていないようです。
伊勢丹店舗にて購入。脱毛する前に、元の髪色に合わせて何色かまぜて注文。自然な仕上がりに。(注文後受け渡しまで約1ヶ月要。オーダーメイドなので返品不可)
脱毛・発毛の段階に合わせて、手縫いで直してくれるメンテナンスにも大満足。接客サービスも100点満点!母親も気付かなかったし、ウィッグだよと言っても「よく出来てるよね・・・」と絶句。
32万円也!でも、1年半の美容院代+αと考えて。高かったけど満足。他のウィッグは買わず、洗いまくって使用。(ウィッグについては、これこそ長くなるのでまた別の機会に)
パジャマ
入院時に前開きのパジャマがあると良いが、もともと前開きパジャマを着用していたので、新たに買わず。手術後も問題なく着れ、縫い代が脇になく、やわらかいガーゼ素材で着心地よし。
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ブラ
こちらも前開きやマジックテープのものがあるが、金額が高い!
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今まで長く愛用している、こちらを手術後は足から履いて着用していた。
だが、脇のリンパ節生検跡にゴムがあたり、着れないときもあった。
やっぱり専用の下着を買った方がよかったかもしれないと思ったモノの1つ。
爪ケア用品
もともとお風呂上りにホホバオイル(生活の木)を手、爪、顔、デコルテなどに塗る習慣だったので、そのまま継続。抗がん剤の副作用で少し黒くなったが、割れたり剥がれたりは一切なし。今でも続けて使っている。
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つけまつ毛
もともとつけたことがない。まつ毛はほとんど抜け、抜けた毛が入るせいで目がかゆくなり点眼薬を処方してもらっていた。ただでさえかゆいのに、これ以上目になにかする気力は起きなかった。
まつ毛は抗がん剤最終投与後2ヶ月弱で生え始めもとに戻った。
今まで使っていなかった化粧品
病院に置かれているカタログや情報誌を見ると、保湿やカバーメイクに特化した化粧品類がたくさん記載されているが、治療前から使っているものをそのまま利用した。
無印良品の化粧水は、顔やデコルテだけでなく、放射線を当てた部分にも塗った。
放射線治療時に皮膚が茶色くなったが、1ヶ月ほどしたら剥がれはじめ、元の皮膚が顔を出してくれた。嬉しかった!
今ではほとんどわからない程度になっている。
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放射線治療用クールパッド
少しかゆみが出たが冷やすほどではなく、化粧水をぽんぽんと押し込む程度のケアだった。(目印につけるインクが消えない程度)
このようなモノで冷やしたりせず済んだ。
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おわりに
私が「買わなかった」=みんな「要らない」ものではない。商品があるということは、必要な方もいるのだろう。
必要になる前にこのようなモノがあると知った上で、必要かどうか、買うか検討しても良いと思う。やみくもにアレコレ買う前に。
また、化粧品やオイルなど、身体に塗るものは治療中のコンディションによって元のものが合わなくなる人もいるだろう。私がおススメしたものが万人に必ず合うモノとは限らない。試せるものは店頭で試してからご購入を。
※商品は病院においてあったカタログを参考にしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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自分だけじゃないって、思えます。
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